2009年2月18日水曜日

ケース体験

今日は都内のあるビジネススクールをクラス見学した。米国MBA校と提携しており、教材や授業スタイルも同じものを使っているとのことで、テキストはたしかによく見慣れたタイプの、マーケティングのケース(HBSの3M, SAP, etc..)だった。元々の目的は、留学前に授業慣れする予行練習だったので、てっきり英語で授業されると思い込んでいたら、日本語で始まり一見すると会社の研修みたいだったので最初はガッカリした。しかし、途中からケースが始まると、まさに開眼の体験だった。如何に授業時間内の短時間でケースの要所を押さえて読み、戦略判断をし、発表プレゼンをイメージするか、期せずして実体験できた。グループ発表は明らかにケースの読み込み不足でだったが、戦略コンサル出身の講師の方は、クラスに結論を出すように促し、議論をリードする。その後の懇親会で講師と学校の経営者は、お二人ともUSのMBAホルダーで、ケースの読み方など色々アドバイスを頂いた。留学中は全然時間が足りないので、ケースをいかに短く読みこなせるかが大事で、とても全部は読めないから、ポイントだけ抑える読み方が必要とのこと。もちろん今まで何度も同じ話をMBAホルダーから聞いて知識として理解したつもりだったが、自分を実際に追い込んで体験するまでは、実は分かっていないことに気づいた。留学を成功させるために、予習に追われてネットワークに参加できないのも嫌だし、かといって、予習不足だと学びも小さいことも今回分かり授業での学びをいい加減にしたくない。ケースを如何に素早く読めるかを留学前によくシミュレーションしておく必要性を感じた。

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