2009年1月18日日曜日

Cambridge Round 1-2 Interview day

Cambridge Round 1-2 (extended R1)のInterview dayに参加。ロンドンから日帰りで向かう。朝7:00頃にKings Cross St.のHarry PotterのPlatform 9 3/4の隣から出発。8:30には、Cambridge Judge Schoolに到着。Program Officeの方が迎えてくれた。Officeの方には、同行したPartnersへも色々と配慮していただき、有り難かった。Cambridgeの建物には面食らった。外装も内装も積み木のおもちゃで作ったようなデザインだ。Cambridgeらしく重厚なイメージを期待していたが、Judgeは違うらしい。Agendaはこんな感じ。

8:30-9:30 Introduction
9:30-10:00 Lecture Observation
10:00-12:00 Coffee Break & Interview
12:00-13:00 Lunch with current students
13:00-16:00 Campus Tour (siteseeing)
16:00-17:00 Coffee Break

参加者は日本人が2名、韓国人の他、イギリス宗主国のアジア圏と、欧州、米国と満遍なく参加していた。インド系の掲示板を見るとCambridgeは超狭き門らしくIT backgroundだとGMAT 750 overでも呼ばれないのは当たり前。日本人はアプリカント数だけで見れば敷居が比較的低い。Round 1は日本人は誰も来なかったそうだ。Judgeの説明会を聞くのは初めて。Deanの話が面白く、たしかINSEADから来た人のはず。800年の伝統を持つCambridgeにとって、出来てから20年くらいの若いJudgeはキワモノで学内で地位を認められるのがChallengingとのこと。実際そのせいなのか、CollegeでもJudge studentsを受け入れていないところもある。Collegeの選び方を質問したところ、Oxfordと違い、アプリカントの希望は基本的に聞かずに、学校側で全体のフィットとバランスを考慮してCollegeを指定するそうだ。ところで、色々と素で質問したProgram Officerの方は、若い方に見えたが、後で聞くとその方がAdmissionの責任者だったと判明。Coffee Breakでも、アプリカントがちゃんと会話に入っているかきめ細かく見ていたようだ。朝早かったので途中でお腹が減ったので、その人の前でサンドイッチを食べながら気軽に話してしまった。明日か今週中までに合否を連絡するよ、とのこと。

クラスを見学したが、ちょっと他校とはスタイルが違う。CambridgeのLecture形式の授業では、Class Participationがポイントにならないそうだ。そのせいか、Classの中で意見を出す、Discussionをするという感じは見受けられず、Q&Aレベルで先生の問いかけに分かる人が短く答えるというスタイルだった。クラスの議論は学びの質に直結すると思うので、せっかくのDiversityが活かせずちょっと残念だ。また、MOTとまで行かなくても、世界に誇るCambridgeの工学部とJoint Classがあるかと想像していたのだが、Cross-listedはないようだ。これもJudgeが若くCambridge内での地位が確立されていないためか。マイナス点だけ書いてしまったが、欧州校の中でCambridgeブランドと地元にHigh Technology系Ventureが多い(Sillicon Fenと呼ばれるゆえん)のは、欧州校の中でも突出している。日本人は、ランキングが頭にあり、LBS/INSEAD受かってもCambridgeに行くとは信じられないが、海外の人(特に英国影響下のアジア圏)は、Cambridgeを選ぶという人も何人かに会ったし、50-100年後にはちょうどUSのMIT SloanのようなMBAへ進化しているのではないか。

朝の時点でインタビュワーの名前と時間が紙に書いてあり、教授と1-1でStandard Questionsの普通の面接だった。他の人の合格体験記を見ると、2-1だったり数学の問題が途中で出るとか聞いていたので、軽い圧迫を期待していたのだが。ただ、私の場合、性格上、あまり圧迫を感じず、逆に冷静かつロジカルに議論できるチャンスと内心喜んでしまうタイプなので、多少は圧迫風な質問(why ABC though you said DEF...?)はあった。Cambridgeはインタビューに呼ぶ時点でかなり絞っており、インタビューを受けるとだいたい合格するらしい。Nano Techに興味があると話したら、Cross-listedはCambridgeはないけど、授業にもぐって聞くといいよ、とアドバイスいただいた。

ランチは在校生として、午後はKings/Quees Colledgesを見学。外は寒くて死にそうで、ガイドの説明を聞くどころでなかった。夜は日本人在校生の方とお話させていただくことが出来た。自分とバックグラウンドが近い方もおり、社費で1年が上限だったり、それぞれにCambridgeを選ばれた理由があるようだった。

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