2009年1月22日木曜日

INSEAD Campus Visit

1/23 INSEAD Fontainebleau CampusにVisitした。Fall 2009 Round 3 (2/11締切)への出願を想定して、In-House Eventという半日イベントに参加した。キャンパスに到着するまでにアクシデントがあり、Gare de Lyon 駅を出る電車を一本乗り過ごしてしまった。フランスは初めてでフランス語はまったく話せない。第二外国語はフランス語だったのだが。駅で切符を買うカウンタがたくさんあり、人に聞いても間違って教えられたりと散々だった。電車は、快速でParisリヨン駅から40分くらい、30分おきに出ているようだ。結局、INSEADがFontainebleau駅から手配してくれたバスには乗れず、タクシーで向かい10分遅刻。€11くらい。Agendaはこんな感じ。

Jan 23 INSEAD In-House Event

15:00 Welcome & Introduction to the INSEAD MBA Programme
15:30 Sample MBA Class Game Theory Treatment of the Financial Crisis
16:30 Tea & Coffee Break
17:00 MBA Careers & Alumni Network
17:15 Admissions Criteria
17:30 Student Presentations
18:00 Questions & Answers
18:30 Cocktail with current MBA Participants
20:00 Bus departure - Fontainebleau train station

カリキュラムの説明は、東京で聞いた説明会の内容と同じ。たぶん説明してくれた人も同じと思うが髪型が変わっていたかな。INSEADの特徴は、10ヶ月プログラムでGeneral Management志向。3学期のうち1学期をシンガポールキャンパス(フランスと全く同じ講義内容)、さらにもう1学期をWhartonに交換留学することまで可能で、国際性の高さは、INSEADに並ぶ学校はないと言える。反面、1学期しか一緒に過ごせないクラスメートとは、果たして、一生涯の付き合いに繋がるような関係が自然と結べるのだろうか。在校生の個性は、Independentな性格の印象だった。学校の設備は、LBS/Cambridgeと比較してしまうと、ずっと洗練されていて機能的。各スタディグループに専用と思われる小ブースや個人用のロッカーが完備されている。たまたま会った、LBSのMiFに通っている人が「LBSと比べちゃうとね・・・」と言っていたので私だけの印象ではないだろう。LBS MiF + INSEAD MBAなら2年で取れるのか。Cambridgeの在校生も、Cambridge MBA + London Univ. のパターンの人もいると言ってたっけ。

INSEADは、LeadershipをテーマにしたHarvard Business Review特集記事や書籍では、HBS/INSEADの教授が多く登場し、欧州では最もコンサルに強い印象。ブランドに魅かれていたが、実際にビジットしてみるとフィット感が感じにくかった。文化的な感覚の違いが大きい。アメリカ在住経験の延長で、イギリスのLBSは、アングロサクソンの学校でアメリカと実は大差ないと感じた。一方、INSEADは、イベント参加者の多くがフランス人だったことを差し引いても、かなり浮いてしまう感覚があった。その中でこそ真の国際性なるものを学べるとは点はあるとは思う。

Admissionについては、4つの特徴を重視するといいながら、特に10ヶ月の短い間に要求されるため、academic ポテンシャルを見るのに、GMATの点数が最もフェアな指標で重視すると言っていた。VとMをそれぞれ75 Percentile推奨。70%を切ると黄色信号のようだ。ちなみに私はV 66%, M 99%で、VはNGで黄色信号。入学時期はFall (September 2009) と Winter (January 2010)の2つのオプションがあり、Admissionも別ラウンド。一般に1月入学の方が入りにくいらしい。理由は、サマーインターンが可能なので、就職活動に有利で人気があるから。学校も、今のJob Marketを鑑みてFinance志望の学生は1月入学を推奨すると説明していた。だとすると、9月入学で合格しておいて、1月に延期を交渉する作戦がいいのでは?と在校生に聞いたら、それはオフィシャルには認められておらず、交渉になるらしい。

イベントではCoffee Breakや立食Dinner/barがあり、在校生と話す機会が多くあった。アメリカの学校を幾つか受かって比較してINSEADに決めたというインド人やカナダ人は、やはり10ヶ月で早く卒業できるからINSEAD、という理由が多かった。フランス人のイベント参加者によると、INSEADはフランス国内では知名度は低く、グランドセコールやHECの方が一般人向けの知名度はずっと高いそうだ。さらに、彼は、文化が違いすぎて、アメリカやイギリスのMBAには興味がないとのこと。ちょうど、日本人が中国や韓国への留学が、西洋と比較して人気が高くないのと同じような感覚か。キャンパスビジットを堪能した半日だった。

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