2010年1月20日水曜日

インドネシア語(Bahasa)

インドネシア語(Bahasa)を習うことにし、ホテルまで家庭教師に何回か来てもらった。インドネシアに限らずアジアのどこに旅行やビジネスにいっても、初めて会う人との挨拶や、英語を全く話さないタクシーの運転手やお店の値段交渉には、現地の言葉を少し話せた方がいい。フィリピンやマレーシアは別格として、タイなどの他の東南アジア諸国と比べても、インドネシアは英語が話せる人はずっと少ないようだ。インドネシア語は文法も簡単で合理的。「おはよう」~「こんばんは」は、Salamatの後にPagi/Siang/Sore/Malamと時間帯を表す単語が続くだけ。頻出の「ありがとう」はTarima Kasih。これにはSama-samaと答える。聞いていると、同じ単語を2回繋げた言葉がおおい。Hati-hati (小心小心)、Hari-hari (毎日)などで、単数形を2つ繋げると複数形になるとは合理的だし、音感がいいので覚えやすい。時制も無いので中国語と同じく文法はいたってシンプル。あとはよく使う主語と動詞、疑問詞を覚えれば、何となく通じてしまった。片言で話してみると、インドネシアは親日家が多く、正直で素朴な国民性の印象を持った。また、言葉は文化の入り口に過ぎないが、G-Labのチームメートを観察するに、挨拶くらいは覚えようとする人と、全く現地の言葉に興味がなく英語を早口で捲くし立てる人では、異文化への寛容さはそれぞれだった。

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