2010年3月5日金曜日

15.913/915 Sustainability Lab (S-Lab)

Sloanの看板授業の一つであるS-Lab。Sloanは、Labと名のつくプロジェクト形式の授業が多く、G-Lab, L-Lab, E-Lab, D-Labと色々。Sustainabilityと呼ぶ持続可能社会をテーマに、Climate Changeや資源枯渇をSystem Dynamicsを使ってJ. Stermanが解説したのに始まり、Nike, Herman Millerなどリサイクル率を上げる取組みのケースを学ぶ。H1の15.913 Strategies for Sustainable Businessのケースディスカッションに続き、H2の15.915 Laboratory for Sustainable Businessは企業相手のコンサルプロジェクト。企業戦略の中でのSustainabilityは、ケースではもてはやされても、実態としてコストの位置づけを出ないので、興味が湧きにくかった。一方、プロジェクトは、サプライチェーンを見るのがメーカ出身としては面白く実用的そうだったのでH2も続けることに。チームを作ってBidした結果、サンフランシスコにある資源再生の会社になった。チームのメンバは、私以外の3人は資源再生の経験者で、希少金属回収プロセスでPh.Dを取ったりNPOやインターンで勤務経験もあるので心強い。私もこの機にTVや携帯電話など電気製品の廃品回収から資源再生まで一通り見ておこうと思う。S-LabはG-Labと違い、通常はリモートで現地実習はないのだが、ちょうどSloan Fellowsのカリフォルニアトリップでサンフランシスコに滞在するのに合わせて、見学させてもらう予定。

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