2009年4月18日土曜日

MITオリエン最終日(JFK Party)

一週間に渡り続いたオリエンテーションの最終日。

朝食会があり、有名教授が何人か来られた。教授との会話はかなり楽しみにしていたが、残念ながら自分のテーブルは同級生だけで盛り上がり、話す機会に恵まれなかった。ハックス先生は、ああこの先生がそうなんだ、とたしかに短い挨拶でもお人柄が感じられ、さすが慈愛の戦略家と思った。午前中は、Adminのガイダンス。360 degree evaluationの進め方や、カリキュラム全体の日程(休暇の予定)など。同級生の質問で、金融危機にどうカリキュラムを対応させるかがあった。プログラムオフィス側の回答は、時流に配慮していくが、問題意識は個人で異なるので授業の中で積極的に提起して教授と一緒に学んでいって欲しいとのこと。これは至極妥当な回答だと私は思ったが、何度か同様な質問が繰り返されるあたり、納得していない人も多いようだった。

夜は、JFK Museumでのパーティ。1年上のクラスが主役で、1年で最大のイベントらしく、次々と出し物があり面白かった。ハックスダンスと称して、被り物して手で三角形(デルタモデル)のポーズをつけて踊るなんて、Sloan fellowsならでは。日本人他の方が、アゲアゲナイトのダンスを披露。この曲は、妻は知らなかったそうだが、私も台湾のカラオケ屋でなぜか毎度締めにこれで踊るのを見る以来で、海外ウケはいいようだ。途中のスライドで、Admission Interviewがハードだったと出ていたが、隣の韓国人も、結構ハードに絞られたとのこと。私はどうもMIT含む東海岸のエスタブリッシュメントとの付き合い方がうまくない。駐米時の元上司は、アメリカ巨大企業で最速トラック昇進中のMIT Engineering School卒の若いマネージャだった。いい人なのだが、何を言っても、シニカルに言い返される感じだった。東京でのMIT SFのProgram Directorとの面接もそんな感じで、ちゃんと質問に答えているつもりでも、「私が聞きたいのはそんなことじゃなくて・・・」とか、「君はそう言うが・・・」とバッサリ否定される。お互いプロフェッショナルな?笑顔を浮かべつつも、上司と部下の会話みたいだった。Sloan Fellowsではバックグラウンドが多様で年上の方も多くて大変だけど、自然にお付き合いして交流を深めていきたい。

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