2009年10月18日日曜日

SIP: Sloan Innovation Period

秋学期のH1とH2の合間の一週間は、Sloan Innovation Period (SIP)と呼ばれる。通常の授業がお休みになる代わりに、主にリーダシップ関係の半日~数日クラスが提供されている。SIPは、Regular MBAは単位を取るのが必須になっているが、Sloan Fellowsは、単位にカウントされず自由参加なので、休暇としてリフレッシュするのも可能だ。秋学期の選択科目と同様、Biddingがあり、Sloan-Fellows onlyの少人数クラスとRegularと共通のクラスがある。SIPの本来の目的は、普段の授業と違うことに挑戦しようというもの。私も、秋学期はファイナンスに集中するあまり、ソフトスキルに目を向けていなかったので、SIPだけは苦手なリーダシップ関係を取ることにした。夏学期の360 Degree Evaluation InterviewのカウンセラーがLeadershipの教授で、私自身の内面を掘り下げて的確なアドバイスをくれたので、その際に推奨された彼女が教える授業(Leadership as Acting)を取ることにした。

- Leadership as Acting (Chris Kelly)
ロールプレイをやるクラスと思ってBidしたが、アサイメントでシェイクスピアの「ジュリアスシーザー」の台本が送られてきて、実は本当にActing(演劇)するクラスだと気づいた。4日かけて全身で表現することで、リーダシップが発揮されるそうでSIPらしい変わった授業。想定外だがDropはもう出来ないし、英語で劇など一生やらないと思うので出席するつもり。

- Managing Conflict (Pat Bentley)
交渉術をやるSF-onlyの半日クラス。アサイメントで自分の交渉パターンを分析したが頷けるものだった。

- Kindling Your Creativity (Pat Bentley)
プレゼン術を磨くSF-onlyの半日クラス。最近久しぶりにパワーポイント資料を作ってみて、改めてセンスの無さを自覚したので取ることに。

- Decision-Making: The Key to Leadership (Michael Armstrong)
AT&T元会長のMichael Armstrongがゲストスピーカとして講演する。学生時代に法学部ゼミで日米テレコム規制を議論したのが懐かしくなって取ることに。SIP随一の大物スピーカで期待。

- Conversation with a CFO (Paul Asquith)
ファイナンスで有名なAsquith教授が持つSIP授業。他と時間が重なっているが出てみる。

この他にSIP期間中は、H1のコアクラスのFinal Paper2本と、Harvard Kennedy SchoolのOpen Houseに行く予定。

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