2009年3月9日月曜日

FT Today: MBA就職戦線に光明あり!?

今日のFinacial Times。毎週月曜はBusiness Educationの特集があり、MBAに関する色々な話題を取り上げている。今年多いのがMBA後の就職が厳しくなったという話。IBの採用がめっきり減り、Top MBAでも内定が出ていない学生の割合が例年に比べて高いようだ。HBS, Chicago, NYUの今年夏の卒業生の内定率が出ており、ある学校では現在77%とのこと。INSEADは年2回卒業生を出すので、特に12月卒業生の就職率が次の年のTop MBAのIndicatorになるそうだ。08年末までは不況前で良かったが2009年,2010年の卒業生は相当厳しいとのこと。VisitしたINSEADでも同じ事を聞いた気がする。
単純に就職率が落ちた話だけでなく、質的な変化として、従来、Top MBA卒業生が選ばなかったようなIndustryでの採用が増えているらしい。gloomの中, shineありとの表題だが、UCB Haasの2年生の談話として、Cleantech関連のVCやVentureに今、熱い視線が注がれているそうだ。240人の卒業生のうち、20人がEnergy方面らしい。合格後に、在校生の方からも、Energy関連のVentureのお話を聞いたが、たしかにHotなようだ。Haasの在校生の方は、アジア系のNew Yorkerのようだ。お金は行き場所を失っている現在だが、頭脳の流動性の高さが相変わらず活発なようで、これが米国、特に北カリフォルニアの強みだと思う。

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