2009年6月6日土曜日

オリエンテーション

一週間に渡り、講義とグループワークを織り交ぜた、オリエンテーションが続く。
1日目は、グループワークの導入ということで、自己紹介セッションと簡単なゲームを行う。講義で、グループにおけるメンバーの役割の定義を聞いた後、実際のグループディスカッションを観察者が記録、評価してフィードバックするというもの。自身の役割を振り返って見ると、Task Orientedな貢献が多く、War GameにSimulationを繰り返してStrategyを練ろうという発想等が、エンジニアリング的なアプローチだと気づく。ゲームの問題設定がシンプルで答え自体は自明な気がするのだが、些細な問題でも議論すること自体に意義があると思うメンバが一人でもいると大変だ。
2日目は、Cross cultural learningセッション。うちのグループは、ジンバブエ出身のKが国のCultureについて語ってくれた。が、キリスト教国、農業国、内陸国、イギリス植民地下という特徴から想起されるCulture像に自分の理解が止まってしまい、家族の価値観とかは聞きそびれてしまった。独立まもなく社会体制が混乱が目立つ為か、チーム内のQ&Aもムガベ政権の動向などに集中した。彼いわく、政治も安定化しつつあり、教育レベルが南アフリカ周辺国よりも高いとのこと。また、産業は農業が主とのことだが、おそらく政情不安定な内陸国のため、埋蔵地下資源へのアクセスが難しい点が、経済発展の阻害要因なのだろう。後日、水の問題なども彼と話し、アフリカについて真剣に考えるきっかけになった。
3日目は、アウトドア授業。噂に聞く、いかだ作りを体験。
最終日は、Inevitableなmiscommunicationから学ぼうという視点から、シナリオビデオやロールプレイを通して、問題を見過ごさず積極的に解決に関わるActive bystandersの役割などを議論した。最後に、グループのnormやルールを決めることになった。うちのグループは、ruleとして週ごとにファシリテータ持ち回り、毎日授業のあとにグループミーティングをやることだけを決めて、あとは一般的なnormを共有するにとどまった。他のグループも、平日6:00pm以降や週末は集まらない等決めていて、だいたいそんな感じのルールだったようだ。

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